飛行Zデデンネ

デデンネ

【S15,16シングル】結論ゲコミミカビ【最高2123】

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【構築経緯】

手に馴染んでいるゲコミミに柔軟に選出が可能な有限カビゴンを合わせる事で単調だった選出に幅が生まれ、残りの枠も出来るだけ多様な選出が可能になるように組んだ。

S15はゲコミミカビとf:id:ddnnddnn:20190904050325p:plain混乱身毒羽f:id:ddnnddnn:20190904050338p:plain陽気竜舞身代わり捨て身地震f:id:ddnnddnn:20190904050350p:plain破壊構成Zで2100を達成。

実質テクスチャーZ+ウルトラダッシュアタック - 飛行Zデデンネ

しかし、このままではミミッキュZが厳しく、メガ枠をクチートに変更。これによりコケコは地面弱点が一致してしまうことになりまとめるのが難しく解雇。対キノガッサはゲコミミの型を変更する事で誤魔化した。

 

 

※S16の構築

 

【使用個体】

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ゲッコウガ@気合いの襷
おっとり/激流
C252 S252 A4

熱湯/悪の波動/水手裏剣/ダストシュート

http://noncal2007.hateblo.jp/entry/2019/09/03/170922

 

 

2100に駆け上がる上振れの流れはいつもこのポケモンから。

性格はゲッコウガミラー意識。

波乗りから熱湯に変更した理由はカビクチなどが火傷を活かせるから。

ダストシュートはゲコミミの二大天敵であるレヒレガッサの両方に刺さるのが盲点で、4枠目の技の中で最もレートを伸ばせる技だと思う。

まさか適当に採用したこの型を2年間も使い続ける事になるとは…。

 

 

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ミミッキュ@ミミッキュ

意地っ張り/化けの皮

H212 A236 S60

A…11n

S…準速キノガッサ抜き抜き

じゃれつく/影うち/剣の舞/トリックルーム

 

選出率はかなり下がってきたが、カバマンダに対して強烈に刺さる点が優秀。

トリックルームはカビクチとの相性が最高で必要な技。

メジャーな型は舞ではなく呪いだが、混乱実が増え過ぎた現環境だとあまり機能せず、舞の方が汎用性が高いと判断。

耐久は充分に高く、ほぼ特化の火力にいつも救われた。

 

 

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カビゴン@フィラの実

意地っ張り/食いしん坊

A252 B252 H4

捨て身タックル/地震/冷凍パンチ/欠伸

 

ゲコミミの3枠目として最高に相性が良いと感じたポケモン

対面性能はメガシンカにも劣る事はなく、襷激流の難点である拘りテテフのムンフォやコケコのめざ氷、ゲコミラーで押し負けた場合等に受け出す事で数的不利になる事を阻止出来る。

冷凍パンチはミミクチの障害であるランドを削る為に必要。

何より欠伸が異常な性能で相手の受け出しに合わせる事で眠りか裏への負担かの二択を迫ることが可能であり、クッションが1枠の構築に対しては崩しとしても機能してしまう。あまり目立たないが害悪運ゲー技だと思っている(カバルドンアンチ)。

 

 

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クチート@クチートナイト

意地っ張り/威嚇

H220 A252 S36

A…不意打ちの乱数重視で特化

S…S20振りクチート抜き抜き

アイアンヘッド/叩き落とす/不意打ち/剣の舞

 

ゲコミミと一番相性が良いメガ枠。

ゲコミミカビが苦手なミミッキュに厚く、同じ鋼メガのメタグロス以上に崩し性能も高く、先制技リレーも可能。

USUM環境はZ技以上に強力な混乱実を上手く扱えるサイクル系構築が結果を出しやすいが、そこに刺さる叩き落とす持ちのクチートは広範囲への崩し枠としてトップクラスに優秀。叩き落とすの天敵であるメガマンダに有利でなければ取り巻きのナットドランカグヤ等の持ち物を落とす事は出来ないが、実際に有利を取れているポケモンは極少数。

アイアンヘッドはドヒドバレル等やミラー意識だがじゃれつくが必要な場面は殆ど無く、特にミラーで後出しが可能になる点が強い。

 

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オニゴーリ@食べ残し

臆病/むらっけ

H172 D84 S252

フリーズドライ/絶対零度/守る/身代わり

 

運が良ければ最適解。

崩し枠は極端な型のポケモンよりも柔軟な選出が可能なポケモンの方が勝ちやすいと考え、混乱実デンジュモクや腹太鼓カビゴンのような構築の見た目が良くなるだけで汎用性は低い型を採用しないように意識した。

崩し性能が高いクチートと被らないZ枠と一般枠の中で飛行ZギャラやカプZレヒレポリゴンZ等が候補に(試してないがアーゴヨンジャラランガも)。しかしどのポケモンミミロップ入りに対して不利な展開になる事が多く、環境に無視は出来ない数が存在していて悩んでいたところで雑にオニゴーリを試し、レートを伸ばせる程度には勝てると判断して採用を決定。ミミロップ入りが原因でオニゴーリが増えていたと言っても過言ではないと思う。

ただ、その理不尽な性能に助けられたのも事実で2000付近の独創的なサイクル構築に対して5割以上の勝率は出してくれていた。

残りの5匹では相手のオニゴーリに殆ど勝てないが、その対策にもなっている。

 

 

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ヒートロトム@拘りスカーフ

控えめ/浮遊

B4 C252 S252

オーバーヒート/10万ボルト/ボルトチェンジ/トリック

 

弱そうなのになんか強い。

腐っていた防塵クレセを抜いて地面の一環を切る為に最終日に適当に採用した枠だが、低い勝率だったグロスハッサム入りに対して立ち回りの幅が増えたり、全体的に低速な点を補えたりと2100達成に大きく貢献してくれた。

 

 

6匹の選出率に大きな差はない。

 

【立ち回り】

攻撃的なカバマンダ…ゲコミミカビで選出。ラス1マンダに皮付きミミッキュを対面させるのが理想。ツルギ入りにはクチートを選出。カモ。

ヒレやカビポリ入りのカバマンダ…刺さるクチートとカビミミゴーリを選出。

キノガッサ入り…S16最終日にはあまりマッチングしなかったが、初手ミミッキュも視野に入れじゃんけん。

グロス入りサイクル…グロスと襷激流を対面させる事を意識しつつ構築に応じて全てのポケモンが選出の候補に。カビがグロスに虐められやすいのが厳しめ。

地面タイプのクッション+攻撃的なポケモン…カビに対する地面タイプの後出しを読んで欠伸か冷パン。カバリザテテフ選出のゴツメカバに欠伸を当てた時はとても気分が良い。

独創的な受け構築…クチートで荒らしつつシメはゴーリで運試し。

 

【総括】

対面的なゲコミミを使い続ける中でアグロクチートと撒菱ゲコミミマンダの完成度の高さに心が折れた時期もあったが、最終シーズンに自分なりの構築の形を固める事が出来た。ピンゴーリや対キノガッサの軽視など自分だけでは浮かばない発想を他人から取り入れたのが良かった。

同じ対面よりのリザグロスミミガッサポリゴーリと対応するような並びになったが、結局対面よりの構築にはピンゴーリを刺すというのが7世代環境の真理だと思う。

7世代を通しても最終1ページ相当のレートには結局たどり着く事は出来ず、満足な結果ではないが2100に乗せられたのは最終更新ギリギリであった事を考えるとまあ仕方ない。

 

 

 

いつもの記事と比べてネガティブな反応が多そう👹