【S15,16シングル】結論ゲコミミカビ【最高2123】
【構築経緯】
手に馴染んでいるゲコミミに柔軟に選出が可能な有限カビゴンを合わせる事で単調だった選出に幅が生まれ、残りの枠も出来るだけ多様な選出が可能になるように組んだ。
S15はゲコミミカビと混乱身毒羽陽気竜舞身代わり捨て身地震破壊構成Zで2100を達成。
実質テクスチャーZ+ウルトラダッシュアタック - 飛行Zデデンネ
しかし、このままではミミッキュZが厳しく、メガ枠をクチートに変更。これによりコケコは地面弱点が一致してしまうことになりまとめるのが難しく解雇。対キノガッサはゲコミミの型を変更する事で誤魔化した。
※S16の構築
【使用個体】
ゲッコウガ@気合いの襷
おっとり/激流
C252 S252 A4
熱湯/悪の波動/水手裏剣/ダストシュート
http://noncal2007.hateblo.jp/entry/2019/09/03/170922
2100に駆け上がる上振れの流れはいつもこのポケモンから。
性格はゲッコウガミラー意識。
波乗りから熱湯に変更した理由はカビクチなどが火傷を活かせるから。
ダストシュートはゲコミミの二大天敵であるレヒレガッサの両方に刺さるのが盲点で、4枠目の技の中で最もレートを伸ばせる技だと思う。
まさか適当に採用したこの型を2年間も使い続ける事になるとは…。
意地っ張り/化けの皮
H212 A236 S60
A…11n
S…準速キノガッサ抜き抜き
じゃれつく/影うち/剣の舞/トリックルーム
選出率はかなり下がってきたが、カバマンダに対して強烈に刺さる点が優秀。
トリックルームはカビクチとの相性が最高で必要な技。
メジャーな型は舞ではなく呪いだが、混乱実が増え過ぎた現環境だとあまり機能せず、舞の方が汎用性が高いと判断。
耐久は充分に高く、ほぼ特化の火力にいつも救われた。
カビゴン@フィラの実
意地っ張り/食いしん坊
A252 B252 H4
捨て身タックル/地震/冷凍パンチ/欠伸
ゲコミミの3枠目として最高に相性が良いと感じたポケモン。
対面性能はメガシンカにも劣る事はなく、襷激流の難点である拘りテテフのムンフォやコケコのめざ氷、ゲコミラーで押し負けた場合等に受け出す事で数的不利になる事を阻止出来る。
冷凍パンチはミミクチの障害であるランドを削る為に必要。
何より欠伸が異常な性能で相手の受け出しに合わせる事で眠りか裏への負担かの二択を迫ることが可能であり、クッションが1枠の構築に対しては崩しとしても機能してしまう。あまり目立たないが害悪運ゲー技だと思っている(カバルドンアンチ)。
意地っ張り/威嚇
H220 A252 S36
A…不意打ちの乱数重視で特化
S…S20振りクチート抜き抜き
アイアンヘッド/叩き落とす/不意打ち/剣の舞
ゲコミミと一番相性が良いメガ枠。
ゲコミミカビが苦手なミミッキュに厚く、同じ鋼メガのメタグロス以上に崩し性能も高く、先制技リレーも可能。
USUM環境はZ技以上に強力な混乱実を上手く扱えるサイクル系構築が結果を出しやすいが、そこに刺さる叩き落とす持ちのクチートは広範囲への崩し枠としてトップクラスに優秀。叩き落とすの天敵であるメガマンダに有利でなければ取り巻きのナットドランカグヤ等の持ち物を落とす事は出来ないが、実際に有利を取れているポケモンは極少数。
アイアンヘッドはドヒドバレル等やミラー意識だがじゃれつくが必要な場面は殆ど無く、特にミラーで後出しが可能になる点が強い。
オニゴーリ@食べ残し
臆病/むらっけ
H172 D84 S252
運が良ければ最適解。
崩し枠は極端な型のポケモンよりも柔軟な選出が可能なポケモンの方が勝ちやすいと考え、混乱実デンジュモクや腹太鼓カビゴンのような構築の見た目が良くなるだけで汎用性は低い型を採用しないように意識した。
崩し性能が高いクチートと被らないZ枠と一般枠の中で飛行ZギャラやカプZレヒレ、ポリゴンZ等が候補に(試してないがアーゴヨンやジャラランガも)。しかしどのポケモンもミミロップ入りに対して不利な展開になる事が多く、環境に無視は出来ない数が存在していて悩んでいたところで雑にオニゴーリを試し、レートを伸ばせる程度には勝てると判断して採用を決定。ミミロップ入りが原因でオニゴーリが増えていたと言っても過言ではないと思う。
ただ、その理不尽な性能に助けられたのも事実で2000付近の独創的なサイクル構築に対して5割以上の勝率は出してくれていた。
残りの5匹では相手のオニゴーリに殆ど勝てないが、その対策にもなっている。
ヒートロトム@拘りスカーフ
控えめ/浮遊
B4 C252 S252
オーバーヒート/10万ボルト/ボルトチェンジ/トリック
弱そうなのになんか強い。
腐っていた防塵クレセを抜いて地面の一環を切る為に最終日に適当に採用した枠だが、低い勝率だったグロスハッサム入りに対して立ち回りの幅が増えたり、全体的に低速な点を補えたりと2100達成に大きく貢献してくれた。
6匹の選出率に大きな差はない。
【立ち回り】
攻撃的なカバマンダ…ゲコミミカビで選出。ラス1マンダに皮付きミミッキュを対面させるのが理想。ツルギ入りにはクチートを選出。カモ。
レヒレやカビポリ入りのカバマンダ…刺さるクチートとカビミミゴーリを選出。
キノガッサ入り…S16最終日にはあまりマッチングしなかったが、初手ミミッキュも視野に入れじゃんけん。
グロス入りサイクル…グロスと襷激流を対面させる事を意識しつつ構築に応じて全てのポケモンが選出の候補に。カビがグロスに虐められやすいのが厳しめ。
地面タイプのクッション+攻撃的なポケモン…カビに対する地面タイプの後出しを読んで欠伸か冷パン。カバリザテテフ選出のゴツメカバに欠伸を当てた時はとても気分が良い。
独創的な受け構築…クチートで荒らしつつシメはゴーリで運試し。
【総括】
対面的なゲコミミを使い続ける中でアグロクチートと撒菱ゲコミミマンダの完成度の高さに心が折れた時期もあったが、最終シーズンに自分なりの構築の形を固める事が出来た。ピンゴーリや対キノガッサの軽視など自分だけでは浮かばない発想を他人から取り入れたのが良かった。
同じ対面よりのリザグロスミミガッサポリゴーリと対応するような並びになったが、結局対面よりの構築にはピンゴーリを刺すというのが7世代環境の真理だと思う。
7世代を通しても最終1ページ相当のレートには結局たどり着く事は出来ず、満足な結果ではないが2100に乗せられたのは最終更新ギリギリであった事を考えるとまあ仕方ない。
いつもの記事と比べてネガティブな反応が多そう👹
実質テクスチャーZ+ウルトラダッシュアタック
ポリゴンZ@ノーマルZ
破壊光線/シャドーボール/悪巧み/高速移動
H244 B28 C68 D68 S100
HB…A143ミミッキュ(ABミミッキュ)のミミッキュZ高乱数耐え
S…雨下準速ラグラージ抜き
C…余り
S15で2100まで行けたポケモン。
低速ポケモンを無理矢理突破出来る悪巧みZとスカーフランドロスやテテフ、メガゲンガー等の高速ポケモンを縛る高速移動の組み合わせ。
無振りテテフを破壊光線で落とせるのが気持ちいい。雨ラグまでなら上を取れる。
H振りの等倍なら破壊光線Zで殆ど確定1発。共有カバもHADマンダも消し飛ぶから前期流行ったカバレヒレマンダからかなりのレートを吸えた。
S8はトリルを採用していたが、元が速いからこっちの方が強い。
問題点
ミミッキュで詰みます。(環境にミミッキュ入りサイクルが増えすぎたから解雇)
あとメタグロス入りサイクルも厳しい。
そしてミミッキュZと同時採用すると出したい範囲が被るのも欠点。
8世代でZ技が削除されて再現が出来なくなる前に投稿。破壊光線を撃つ前のバグってぐちゃぐちゃになったようなモーションが好きだった…🙏
【S9スペシャル】運が良ければ全対応【最終9位】
陽気haS(地震雪崩岩封地割れ)
控えめCS(ムンフォ濁流ドロポントリック)
控えめHS(影玉禁止身代わり毒)
勇敢HA(雪崩ヘビーボンバーワイガ守る)
意地HA(ブレバフレドラ蜻蛉追い風)
特別な調整はなし。
【構築解説】
天候、猫騙し、フィールド合戦に対応するためのカプとギガイアス。性能が高いランドガルド。
この構築で一番強かったのはランドロスで、最強範囲技の地震、S操作の岩石封じ、運で全対応出来る雪崩地割れと通常ダブル同様チート紛いの性能だった。岩封で上を取ってからの雪崩や地割れおみくじなどでこのルールの過疎化に貢献した。
その横に置きたいギルガルド。威嚇や雪崩怯みサポートを受けて身代わりを置く。Z技の制限で全体的に低火力な環境であり、威嚇が入る事でガオガエンやランドロスに対しても大きく不利を取らずに活躍した。良く分からないポケモンもこの二匹の種族値と運でなんとなく勝てた。
レヒレはゲッコウガ意識でスカーフ。トリックは耐久を上げて要塞化を目指すポケモンに刺さる。
ファイアローは短期決戦故に疾風の翼のデメリットが緩和され、全盛期の強さに迫っていた。
他は適当。テテフ強い。
【雑感】
初めはドリル使いの邂逅に影響されてむらっけコンビで遊んでいたが、真面目にやっても楽しそうでを6世代から引っ張りだしたのがこのルールのピーク。
環境には輪唱雨霰のQR、殴るのか滅ぶのかわからない水タイプ、5、6回マッチングしたバンドリゲッコウガ、ホロウビアル、眼鏡サンダーランドなどが存在し、さっき当たった構築の対策をすることでレートが伸びていった。力尽くや地割れは使われる側から見て楽しそう。
ノー天気や負けん気を採用する案もあったが、あまりにも順位が動かず、シーズン途中で飽きてしまった。
Z技とメガシンカがいないダブルバトルというのがこのルールの楽しかった点だと思う。久々に好きだったファイアローが活躍してくれて良かった。
55日間1ページ目を維持出来るルール
【S8シングル】先発安定襷激流蜻蛉蛙【最高2131】
【構築経緯】
蜻蛉帰り+クチートが優秀だと考え、その立ち回りが可能ないつもの襷激流ゲッコウガを使用。
【使用個体】
ゲッコウガ@気合いの襷
控えめ/激流
C252 S252 B4
波乗り/悪の波動/水手裏剣/蜻蛉帰り
先発安定ポケモン。
従来の激流挑発型ではミミッキュやゲッコウガ対面で不利を取ってしまい先発じゃんけんになりがちだったが蜻蛉帰りから他のポケモンに繋ぐ事でこれを克服した。
臆病変幻自在冷凍ビームに比べて控えめ激流波乗りは1.64倍の火力差があり、少しでもHPゲージが残れば本来不利な場面からでも捲る事が出来る。
バシャーモ対策に一枠割く構築は多いがこのポケモンを採用してからは殆ど勝利出来ているので余裕が生まれる。
ゲッコウガに対して安定して後攻から対面操作をしつつその後も高い性能を維持出来るポケモンは中々いないと思う。
選出率は1位
意地っ張り/威嚇
H252 A252 D4
A…HBカバルドンを冷凍パンチで確定2発
HB…ミミッキュの+1ゴーストZ確定耐え
じゃれつく/冷凍パンチ/不意打ち/炎の牙
今までのミミッキュ入りの対面構築のメガ枠の中で一番使用感が良かった。
蜻蛉帰りからミミッキュやギャラドスに繋げるのが強く、今まで苦手であったカバリザに対しても冷凍パンチを持つことで有利対面から一体を持っていける。
最高の耐性を持っているので受け出す事も少なくなかった。
ナットレイが軽い構築に改良出来るならじゃれ牙を抜いてアイアンヘッドとギャラドスへの打点の雷パンチに変えた方がいいと思う(普通に外れる…)。
選出率は3位
ゲンガー@ゲンガナイト
臆病/呪われボディ
C252 S252 B4
シャドーボール/ヘドロウェーブ/凍える風/気合い玉
これから評価が上がりそうなポケモン。
ステロと組み合わせるのが主流だが、このポケモンと相性が良いのは岩タイプではなく微量の削りなのでそれを先制技や蜻蛉帰りに置き変える事も出来る。
S7カバマンダ構築のコピーが増える事を想定して途中までS調整コケコに強いポケモンとして動かしたが並びは同じでも電気Z持ちしかマッチングせず、レート差マッチの事を考えるとむしろ不利な対面であった。
気合い玉はバンギラス以外にあまり撃たなくなり、ミミッキュZ+ゲンガーのシャドーボールを耐えるカバルドンに連敗してしまったのでエナジーボールに変えた方が良かった(気付いたのは最終日の朝8時)。
選出率は4位
意地っ張り/化けの皮
じゃれつく/影うち/呪い/剣の舞
H212 A252 B20 D4 S20
HD…カプ・レヒレの水Zを高乱数耐え
S…無振りミミッキュ抜き調整を意識
最強のポケモンじゃないらしい。
ABから調整を変更した理由はゲッコウガがメガバシャーモやリザードンXに圧倒的に有利なのでこれらの攻撃を耐える必要がなかったから。
特化することでA実数値143(ABミミッキュ)意識の調整で甘えている耐久ポケモンや半減タイプへのゴリ押しが可能だった。
メタグロス軸やドヒドイデ入りなど刺さってなさそうな構築には出してもあまり意味が無い事を覚えた。
呪いのおかげで激増していた全てのオニゴーリ選出に勝利できたのでこの構成で良かった。
選出率は2位
ここまで基本選出
ポリゴンZ@ノーマルZ
控えめ/適応力
H244 B108 C84 D68 S4
HB…ミミッキュZ耐え
HC…H197B135メガボーマンダ確定1発 H振りナットレイ悪巧み後確定1発
ナットレイその他サイクル全般に強い枠。
身代わり3ウェポンポリゴン2を使っていたが使いこなせなかったので進化させた。
今までミミッキュの選出率を上げるために1Zに拘っていたが、それが通らない構築に選出する場合なら普通に強かった。
トリックルームはミミッキュで相手にしたくないギャラドスや雨などに対して役に立った(ひるんでうごけない)。
選出率は5位
ビビヨン@食べ残し
臆病/複眼
暴風/眠り粉/蝶の舞/身代わり
H44 C212 S252
彩り枠。
オニゴーリが無抵抗サイクルを激減させたからかイマイチ選出しなかった。しかし地面耐性がとても優秀でスカーフランドロス受けとして使えた。この点で役割が似ている他の崩しポケモンとも充分に差別化出来る。
眠り粉を妨害するポケモンがいない限り基本選出とこのポケモンの展開とを選ぶ事ができ、選出画面での圧力として優秀だったのでレートには貢献してくれた。
選出率は6位
【立ち回り】
基本選出
ゲコミミメガ…ミミッキュがいれば出来るだけクチートを選択(キノガッサやヒードラン入りにはあまり出さない)
ゲン@2…じゃんけん
対サイクル
【苦手な構築】
襷キノガッサ…先発じゃんけんで頑張って勝つ
バトンポイヒキノガッサ…無理
【総括】
ライボルトやエアームドを採用した構築で勝てず最終日の二日前から使用したが、予想以上に勝てた。補完は70点ぐらいだったが基本選出の4体がとても頑張ってくれた。
天敵だったカバリザを克服し、ミミッキュやコケコ、メタグロスに対して不利対面になる事が少なく、好みでない耐久振り地面クッションを採用する意味が薄れたのが良かった。(Zランドロスは補完枠に入れても良いと思う) しかし、キノガッサや対バトンなど薄い所が出てきていたのが反省点。
14時間殆ど連続でポケモンをしたのは初めてで疲れた(110戦していたらしい)。
自分にはこの構築が一番合っているみたいだから満足出来るまであまり浮気しない様にしたい。
【S6シングル】理不尽対面構築【最高最終2124】
【構築経緯】
S5の構築に欠陥を感じ、そこを改良する所からスタート。鋼タイプの二匹が足を引っ張っていたので解雇し、その他のポケモン達との組み合わせを探っていた。
しかし、先発としての激流ゲッコウガは前期ほどの活躍はせず、苦手だったクチート、ゲンガー入りに勝つのは相変わらず難しかった。
そこで柔軟に先発を担えるポケモンとビビヨンを採用しこの構築に至る。
【使用個体】
ミミッキュ@フェアリーZ
意地っ張り/化けの皮
じゃれつく/影うち/呪い/剣の舞
H164 A156 B188
相変わらず最強のポケモン。サンムーンの対面構築には必須だと思う。残りはこのポケモンの補完という考え方で組んでいる。
全ての構築に選出。なので選出率は1位
ビビヨン@食べ残し
臆病/複眼
暴風/眠り粉/蝶の舞/身代わり
H44 C212 S252
MVP。このポケモンのおかげで前期の構築で苦手だったメガゲンガーやクチート、その他耐久ポケモンに対して高い勝率を得られた。ミミッキュを起点にすら出来るのがとても強く、呪い持ちに対してもこちらのHPが切れるまでの複数回の行動で相手の構築を崩壊させていた(元被害者)。耐久振りの型もメジャーだが、眠り粉は97%とはいえ外れる事もあるので最低限の舞で確定二発を取れる火力重視の型にした。欠点としてコケコレヒレナットレイ入りには不利を取るので、これを補完する為に大きく構築が変化していった。
選出率は4位
ゲンガー@ゲンガナイト
臆病/呪われボディ
C252 S252 B4
シャドーボール/ヘドロ爆弾/凍える風/気合い玉
この記事のタイトルが浮かんだポケモン。
同速勝負や気合い玉を積極的に仕掛け、運が良ければミミッキュで詰める、悪ければビビヨンで起点にするという動きが使用者ながら理不尽に感じた。ビビヨンを裏に置く事でスカーフ地面タイプとS200未満の殆どのポケモンに実質的に対面有利なポケモンとして動かせた。
この構築で軽くないレヒレやメタグロス、ガルーラ入りに選出する。ゲッコウガを控えに置いておく事でスカーフテテフに対して保険が効くので先発を任せる事も多かった。
選出率は3位
ゲッコウガ@気合いの襷
控えめ/激流
C252 S252 B4
波乗り/悪の波動/水手裏剣/挑発
前期から続いて採用。ここまでで辛いコケコに対して強く出られ、ミミッキュに対しても上から水手裏剣を撃てるのが偉い。
ただ、初手にこのポケモンに強い構成のゲッコウガが出てくる事が増えたのでそれを読んでゲンガーやガルーラを先発に置いた。
選出率は2位
ガルーラ@ガルーラナイト
無邪気/肝っ玉
猫騙し/捨て身タックル/冷凍ビーム/火炎放射
C252 S252 H4
両刀ガルーラ。ナットレイとマンダの並びやカバルドンを意識して採用。
カバルドン入りへの選択肢を増やしたかったが実際は択ゲーになってしまい、安定はしなかった。コケコにも強い冷静型の選択肢もあったと思う。
冷凍ビームの氷で理不尽に勝てるのは良かった。
選出率5位
控え目/葉緑素
ギガドレイン/ヘドロ爆弾/目覚めるパワー炎/地ならし
H236 C244 D28
D…ダウンロード対策
ビビヨンで相手に出来ないアシレーヌやコケコが入ったクチート軸を意識して採用。この軸に入りがちなポケモンの殆どにそれなりに有利を取れ、補完として良かった。地ならしはたまに採用されているヒードランやウツロイドへの打点、そしてミミッキュに対するS操作として優秀だった。
サイクル構築専門のポケモンという固定概念があったが、弱点も少ないので対面構築に入れても悪くないと思う。
選出率は6位
【立ち回り】
ゲッコウガゲンガーガルーラから柔軟に初手を選択。
ビビヨンで勝てる場合や相手の構築にゲッコウガが採用されてる時はゲッコウガを初手では選出しない。
受け構築に対してはゲンガーミミッキュビビヨンで選出。ゲンガーで積極的に同側勝負や気合い玉を仕掛け無双出来ればミミッキュで詰め、倒された時はビビヨンで起点にする。
フシギバナが刺さっているように感じてもクチート軸以外には出さない方がいい。
【苦手な構築】
カバリザグロスコケコテテフミミッキュ…自分が組んだ対面構築ではどう頑張っても安定しない
コケコ…そもそもの攻撃性能だけで厳しいが、更に催眠も防がれてしまう
【総括】
2100から2勝でき、好きな雰囲気のポケモンで組めたので十分な結果だった。ビビヨン強くて可愛い。
2シーズンを通して考えたが、結局カバリザに安定する動きは見つからなかった。上位にも多かったので結論パの一つなのかもしれない。
サンムーンは良環境で楽しくプレイできた。
【QR】
https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-4829-B130
(ゲンガーのヘドロばくだん→ヘドロウェーブ ミミッキュのフェアリーZ→ミミッキュZに変更)
USUM楽しみ😇
【S5シングル】激流ゲコミミマンダ対面構築【最高最終2102】
【構築経緯】
今期は2100を目標とし、最強のポケモンらしいミミッキュを軸にして組んだ。
苦手なキノガッサやカバルドンの対策としてラムジバコイル、ドリュウズやハッサム等に有利を取れるボーマンダまでは固定して回していた。
イマイチ勝ちきれていなかったが、激流ゲッコウガのスペックの高さを理解し、半思考停止して選出するようにしてからはここまでレートを伸ばす事が出来た。
【個別紹介】
ミミッキュ@フェアリーZ
意地っ張り/ 化けの皮
影打ち/じゃれつく/剣の舞/呪い
151(164)-140(140)-126(204)-×-125-116
ABミミッキュ。全ての構築に選出した。
絶妙な耐久のおかげで勝てる場面がとても多く、素晴らしい調整だった。
モロバレルやドヒドイデ入りにも思考停止で選出していたが、充分な活躍をしてくれた。
選出率は一位
ゲッコウガ@気合いの襷
控えめ/激流
波乗り/悪の波動/挑発/水手裏剣
147-×-88(4)-170(252)-91-174(252)
MVP。殆どの構築に初手で出した。
対面構築で重くなりやすいコケコを意識しての採用。ボルチェン先に大ダメージを与える。
採用初期は上記を通す事を考えていただけだったが、予想以上に活躍してくれた。
受けとして出てくるポリナットブラッキー等に対して挑発をする事で怯み次第で突破、悪くても裏で突破出来るのが特に強いと感じた。この辺りのポケモンが持っているイカサマ、冷凍ビーム、鋼技等に水悪のタイプで耐性を持てる事も偉かった。
水妖は裏のポケモンで倒せるので気にせずに選出していたが、ガッサ入りにはジバコイルが代わりに初手を担った。
選出率は二位
無邪気/威嚇
171(4)/170(116)/101(4)/153(180)/90/160(204)
最強のメガ枠。カバルドン意識の構成。
元々はワンウェポンで使っていたが、全く選出しなかったので範囲の広がる地震を採用。これによってガルーラとの選出率が逆転した。
しかし物理技のみではカバルドンが重く、そもそもメタが貼られ過ぎて竜の舞が通る事が少なかったので特殊よりに変更。これが環境に合っていた。
めざパやマジカルシャインで落ちてしまう事があったのてB下降も一考
この記事を書いている途中に努力値の振り間違いに気付いたが、問題なく強かった。
選出率は三位
ガルーラ@ガルーラナイト
意地っ張り/肝っ玉
181(4)/161(252)/101(4)/×/103(20)/139(228)
受け回し崩し。
元々HADベースで使っていたが、その調整先のコケコの電気Zの絶滅とフェアリーZミミッキュの増加を感じSを上げた。
受け構築を崩すグロウ炎パンチ、ミミッキュに有利を取れて汎用性の高い岩雪崩まで決まった。ここでS4 11位の方の構成が思い浮かんだのでそのままギガインパクトを採用した。
これが正解でメガボーマンダを+1ギガインパクトで一撃で倒して勝利する場面が生まれた。
岩雪崩強すぎ。
選出率は四位
ジバコイル@ラムの実
控えめ/頑丈
10万ボルト/ボルトチェンジ/めざめるパワー氷/ラスターカノン
145/×/136(4)/200(252)/110/112(252)
キノガッサメタ。
ガッサカバミミマンダ等に不利を取らない点が優秀だと感じ採用。
補完としては優秀だが、ボルトチェンジからマンダに繋がなければあまりアドが取れず、構築的には微妙だった。マッハパンチがあまり通らないポケモンをもう一匹採用するべきだった。
初手カグヤジバコ対面で磁力と勘違いしたのか引かない事があるのが面白い。
選出率は五位
陽気/ビーストブースト
135(4)/233(252)/151/×/51/177(252)
リーフブレード/せいなるつるぎ/スマートホーン/ハサミギロチン
迷走した枠。スカーフテテフやメガゲンガーを意識して採用。
このポケモンを採用してからガッサが選出されなくなって困った。
ただ、出した時は活躍してくれるので悪くはなかった。
選出率は六位
【選出】
ガッサ入り以外は初手ゲコミミメガ ガッサ入りには初手ジバコミミマンダ
【苦手な構築】
ゲンガー軸 ゲッコウガでなんとかする
トリルクチート軸 キノガッサが居なければ問題ないが大抵採用されていたので辛かった
【総評】
目標のレートを達成出来て嬉しかったが、改善案があるのに時間が足りないというもどかしさもあった。ゲコミミマンダまでは強いが、残りの枠が正しかったとは思わない。
あまり対面構築は使ってこなかったが、工夫の余地が多く、楽しい構築だった。
激流ゲッコウガは本当に強かった。
【S4シングル】ライボランドウツロカグヤ【最高最終2071】
初めまして。tnもふう、マヒナペで潜っているデデシタンと申します。
今回はやっと解禁されたメガライボルトを軸にした構築の紹介をしたいと思います。
【個別紹介】
臆病/静電気
10万ボルト/ボルトチェンジ/めざめるパワー氷/火炎放射
145-×-100-187(252)-101(4)-205(252)
一番使用しているメガ枠。
6世代と比べて有利なミミッキュコケコカグヤの登場、初速の仕様変更でかなり強化されていると感じた。
対コケコランドグロスに対しては無双出来て楽しかった。
腕白/威嚇
196(252)-166(4)-156(252)-×-100-111
ミミッキュや地面受け。
冷凍パンチガルーラの減少で6世代に比べてとても使いやすかった。
臆病/ビーストブースト
パワージェム/ヘドロウェーブ/サイコキネシス/ステルスロック
185(4)-×-67-179(252)-151-170(252)
リザや霊獣ボルト受け。
6世代のライボルト軸で厳しかったヒトムリザサンダーなどに後出しから対処でき、弱点は一貫しているがとても相性が良かった。
テッカグヤ@たべのこし
慎重/ビーストブースト
ヘビーボンバー/やどりぎのタネ/守る/身代わり
203(244)-121-123-×-165(228)-86(36)
テテフや特殊水受け。地面に対しても誤魔化せる。
HDマンダの身代わりを壊せるヘビボンと単体性能の高い3枠。3種の威嚇込みで安定してマンダの処理が出来た。
ギャラドス@ヒコウZ
陽気/威嚇
滝登り/飛び跳ねる/龍の舞/挑発
171(4)-177(252)-99-×-120-146(252)
バシャ受け、カバ軸や受け回し崩し。
ヒコウZは陽気ボーマンダの捨て身と同じぐらいの火力があり、舞えば大抵を吹き飛ばせて強かった。ただ、レヒレナットにヒコウZが通らなかった場合は詰むのでテテフと同時選出する様にしていた。
控えめ/サイコフィールド
145-×-96(4)-200(252)-135-147(252)
初手要因兼受けル崩し。
マンムー入りには初手に出す事で一匹は持っていく事が出来る。
意地ミミッキュや増加したデンジュモクの上を取るために臆病にした方が良かった。
【選出】
基本的に全てのポケモンを後出しから受ける選出をする。カバやマンムー入りにはライボルトは出せない。
受け回しやカバ軸などギャラテテフで崩したい並びには対面よりの選出をした。
【苦手な構築】
この辺りが2匹いる様な構築にはとても勝ちにくかった。
【総評】
今期はライボルトが解禁された事もあり、シングルのモチベが高いシーズンで だった。
ここまで見て下さって有難うございました。